事業報告

REPORT

AIアバターの食生活ヒアリング~健康経営の”入口”を、AIと管理栄養士で取り組む~

更新日:2026/11/05
ミートアップ

取組背景、目的

 近年、企業の健康経営においては、病気になってから対処するのではなく、日頃から不調を未然に防ぐ予防医療への関心が高まっています。また、従業員が出勤していても体調不良によりパフォーマンスが低下する「プレゼンティーズム」による生産性の損失は、医療費や欠勤による損失よりも大きいとされ、その予防が経営課題として注目されています。

 こうした予防の土台となるのが日々の「食」です。栄養バランスの乱れは生活習慣病のリスクを高めるだけでなく、集中力や活力の低下を通じて日々のパフォーマンスにも影響します。しかし、栄養相談や食事指導は、時間や心理的な負担から利用につながりにくくなっています。

 そこで、管理栄養士によるオンライン栄養指導サービスを展開するeatas株式会社と、次世代AI面接プラットフォームを提供する株式会社AI Impulseが連携し、生成AIアバターを活用して従業員が食生活を短時間で気軽に振り返り、自身の健康に関心を持つきっかけをつくる仕組みとして「AI食生活診断」を開発しました。

実施事業者

eatas株式会社・株式会社AI Impulse

実施結果、今後の展開など

・実施内容 

 「AI食生活診断」は、生成AIアバターが簡易アンケート形式で食生活や生活習慣を聞き取り、一人ひとりの状況に応じた改善アドバイスをその場で提示し、短時間で気軽に利用できる診断を通じて、自身の食習慣や改善点への気づきを促します。

 診断後は、希望者を栄養相談窓口や管理栄養士による「eat+パーソナル栄養指導」につなぎます。専用アプリで食事写真や体組成等を共有し、食事分析、ビデオ通話やチャットによる個別相談を行うことで、具体的な行動改善と習慣化を支援します。

 また、企業には、個人が特定されない形で診断結果を集計・分析し、従業員の食生活上の課題把握、栄養セミナーの企画、健康経営施策の検討に活用できる仕組みを提供します。

 

・今後の展開予定

 今後は、AI診断を食生活改善のきっかけとして、栄養相談、管理栄養士による個別指導、企業全体の健康課題の可視化と施策の検討へ段階的につなげます。

 さらに、AIと管理栄養士の連携を充実させ、利用状況や診断後の行動変容を検証しながら、健康経営に取り組む企業への展開を目指します。