事業報告

REPORT

~農福連携~ 障がい者が自宅からピーマンを収穫!

更新日:2026/08/13
その他

取組背景、目的

外出困難な重度障がい者等は、時間や距離、参加手段などの制約があり、就労や社会参加が困難な状 況である。

しかし、ICTやロボット、AI、IоTなどの先端技術を活用することで、自宅に居ながらでも就労できる可能性があることから、大学や企業が有する先端技術を活用して、重度障がい者等の就労の実現に向けて検討する必要がある。

そこで、この課題解決につながる提案を募集した ところ、AGRIST株式会社から重度障がいなどで外出が困難な方の就労実現と農業界の人手不足解消に寄与するための「ピーマンの収穫ロボット」の遠隔操作を活用した、障がい者就労の実証事業の提案が あり、共同事業を実施。

実施事業者

AGRIST株式会社

実施結果、今後の展開など

事業内容

(1)実施内容

障がいの種別(身体・知的・精神)や程度の異なる方々が、AI を搭載したピーマンの収穫ロボットを自宅等 から遠隔で操作し、同一条件下での障がい特性による収穫の判定スピードや、収穫の成功率等の検証を行う。

※本共同事業の検証結果等を踏まえ、AGRIST株式会社において、障がいの種別や程度に関わらず、容易に遠隔操作可能な自動収穫ロボットの仕様を検討・作成

 

(2)実施場所

<農場> 鹿児島県肝属郡東串良町川西

<操作者>自宅等

 

(3)操作者 計6名

身体障がい1級 1 名

精神障がい2級 1名

精神障がい3級 4名

 

事業期間

令和6年10月15日~令和7年2月28日

※農福連携とは 障がいのある方等が農業分野で活躍することを 通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現し ていく取組み

 

実証日数(遠隔操作実施日数)

12日

 

作業の理解度と習熟度

一部の操作者からは、収穫判定時の迷いや、 ロック状態の分かりにくさなどの指摘があった が、操作に対する理解度は多くのケースで高い 評価を得た。

 

継続可能な集中時間の把握

作業の継続性は1~2時間程度の作業であれば 問題ないとの意見や単純作業による長時間継続による疲労感の声があった。

 

今後の展開

共同事業により、ピーマン収穫ロ ボットの遠隔操作を活用した重度障 がい者等の就労実現が可能であるこ とが認められたことから、ICTを活用 した就労の事例として、今後も市の 広報媒体を活用しPR支援する。