事業報告

REPORT

産学連携による美容を通じた社会参加の促進

更新日:2026/04/03
ミートアップ

取組背景、目的

超高齢社会に おいては、要介護人口の割合増加、介護保険・医療保険の負担増などの様々な社会課題があり、健康寿命を延ばしていくことが必要です。特に、高齢期においては、フレイル※のリスクが高くなり、フレイルの状態からさらに悪化すると、介護が必要な状態となりもとに戻るのは困難であるため、フレイルに早めに気付き、社会参加などのフレイル予防※に取り組むことが大切です。

本事業では、株式会社ウェルネスエキスパート・ロート製薬株式会社・福岡女子商業高等学校が連携し、高齢者のセルフ美容を通じて、高齢者が主体的に楽しみながら社会参加を促進することで、健康寿命の延伸を目指します。

※フレイル・・・加齢や病気によって心身の活力が低下し、要介護になりやすい状態のこと
※フレイル予防・・・①栄養+口腔機能②運動③社会参加に加え、生活習慣病の予防や重症化予防を行うこと

実施事業者

株式会社ウェルネスエキスパート・ロート製薬株式会社・福岡女子商業高校

実施結果、今後の展開など

事業期間:令和7年2月~開始

場所:高齢者施設

事業内容
・高齢者施設の現場において、セルフ美容の体験・講習を実施
・学生との連携により、多世代交流の場の創出や学生の実践経験の場の提供参加者数
・高齢者施設の利用者延べ180名

主な成果
・参加前に比べ、前向きな態度や穏やかな反応が増加するとともに、発語量の増加や、他者との交流の活性化も確認された
・美容に対する関心が低かった参加者も、イベントへの継続参加の意欲が高まった
・学生のスキンケア製品、介護等に関するリテラシーが向上した

今後の展開予定
高等学校を中心に、探究授業や実践型の授業の一環としての活用を展開すると共に、企業の製品づくりや地域連携を繋げる役割を担いたい。

今後つながりたい事業者
1. 実践授業に参画したい学校
2. 化粧品や健康商材、サービスなどの開発事業者
3. 高齢者のアクティブな日常を創造したい教室や施設