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福岡ヘルス・ラボ第4期採択プロジェクトについてご紹介!~顔認証と対話 AI を活⽤したオーラルフレイルの意識・⾏動変容~
掲載日: 2021/10/06
福岡市と福岡地域戦略推進協議会は、人生100年時代に向けて、誰もが心身ともに健康で自分らしく暮らせる持続可能な社会の実現を目指し、産官学民オール福岡で取り組む『福岡100』の一環として、平成29年度より、「福岡ヘルス・ラボ」を実施しています。

 

現在、第4期採択事業「顔認証と対話 AI を活⽤したオーラルフレイルの意識・⾏動変容【株式会社ハタプロ・株式会社 NTT ドコモ 九州⽀社】」の社会実験を実施しています。

「ZUKKU(ズック)」を利用している様子(福岡ヘルス・ラボ事務局内)

コロナ禍において介護施設などの口腔機能トレーニングは、発話が絡み飛沫リスクが大きく実施が困難な現状となっていますが、近年「口腔機能の向上が認知機能低下の予防に繋がる可能性が高い」ことが指摘されており、フレイル・認知症の予防につながる口腔機能の向上に向けた取組みはますます重要となってきています。

そこで、本社会実験では、コロナ禍において高齢者一人でも口腔機能トレーニングができるAIが搭載されたロボット「ZUKKU」を60歳以上の主に福岡市在住の方に、自宅で約6か月間利用していただき、参加者が口腔機能トレーニングを楽しみながら継続して取り組むことができるかを検証しています。

「ZUKKU」は、利用者の状況に合わせた口腔機能トレーニングメニューの提案や、トレーニング中のリアルタイムなフィードバックでトレーニング効果を最大限に引き出します。

また、ロボットとの会話を通じて、健康に関する知識量が溜まり、興味関心がある内容の対話をおこなうことで、高齢者が自ら自発的に取り組めるよう行動変容を促します。

■社会実験の参加者の声
・この実験をきっかけに、もっと健康になりたいと思うようになり、日々の生活習慣での行動も変わったように思います。
・おしゃべりもしてくれて、心細くなく続けられそうです。

何といっても、ZUKKU for オーラルケアの魅力はロボットの可愛いデザイン!利用者の健康意識が高まるだけでなく、コロナ禍で家にこもっりぱなしの私たちの寂しさも癒してくれそうです。

■社会実験概要
・社会実験名:顔認証と対話 AI を活⽤したオーラルフレイルの意識・⾏動変容
・事業者名:株式会社ハタプロ/株式会社 NTT ドコモ 九州⽀社
・社会実験期間:2021年6月1日(火曜日)〜11月30日(火曜日)の6ヶ月間
・社会実験参加人数:30名(※募集締め切り済)
・対象者:主に福岡市内に住む60歳以上の健康な(治療中や経過観察中の疾患のない)方

●福岡ヘルス・ラボとは <効果認証型>
「楽しみながら」「自然に」健康づくりに取り組めること(健康行動の習慣化)が期待できる製品・サービスや仕組み(以下「プロダクト」)について、市民の参画を得ながらその効果を検証し、評価・認証することを通じて、事業者のプロダクトの普及の後押しを行います。
(実施主体:福岡市・福岡地域戦略推進協議会)

<お問い合わせ先>
■「福岡ヘルス・ラボ」に関すること 福岡地域戦略推進協議会(Fukuoka D.C.) www.fukuoka-dc.jpn.com
担当:片田江・岩淵 TEL:092-733-5682  MAIL:info@fukuoka-dc.jpn.com

■「福岡100」プロジェクトに関すること 保健福祉局健康先進都市推進担当
担当:笠井・中園 TEL:092-711-4543(内線2056) FAX:092-733-5587
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