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福岡ヘルス・ラボ第3期採択『着色剤を使わずに口腔内細菌を検出「Dental Light」』の社会実験が始まりました!
掲載日: 2021/04/07

福岡市と福岡地域戦略推進協議会は、人生100年時代に向けて、誰もが心身ともに健康で自分らしく暮らせる持続可能な社会の実現を目指し、産官学民オール福岡で取り組む『福岡100』の一環として、平成29年度より、「福岡ヘルス・ラボ」を実施しています。
「楽しみながら」「自然に」健康づくりに取り組めること(健康行動の習慣化)が期待できる製品・サービスや仕組み(以下「プロダクト」)について、市民の参画を得ながらその効果を検証し、評価・認証することを通じて、事業者のプロダクトの普及の後押しを行います。

このたび、歯っぴー株式会社は、第3期「福岡ヘルス・ラボ提案募集」に採択された『着色剤を使わずに口腔内細菌を検出「Dental Light」』の社会実験を2020年11⽉より開始しました。
口腔環境の悪化は、歯周病、生活習慣病、ひいては重篤な疾患につながるとされています。医療費の約7%が歯周疾患であり、その82%が歯周病です。これはセルフケアとプロケアで抑制可能なものと考えられます。
そこで、本社会実験では、任意による歯科検診受診者を対象として、口腔内細菌を検出するライト「Dental Light」を利用してもらい、歯磨きなどのセルフケアの習慣化や高度化に繋がるかどうかを検証します。 現在、20代の男女21名が社会実験に参加しています。「Dental Light」と一般的な歯垢着色液を交互に使用してもらい、6ヶ月後に、歯磨きの頻度等に関するアンケートを行って、その効果を検証する予定です。
プロダクトを実際に使用した参加者は、「DentalLightを体験して、歯垢が除けていない場所が分かり、そこを重点的に磨くようになった。」「この実験をきっかけにデンタルフロスも使うようになった。」と話していました。

■社会実験の概要
社会実験の名称:口腔内細菌検出ライトを用いた口腔ケア意識向上~着色剤を使わずに口腔内細菌を検出~
プロダクトの名称:Dental Light
実施主体:歯っぴー株式会社
対象者 :福岡市内在住の20代男女 21名
実験期間:2020年11⽉13⽇(金)〜2021年6⽉(停止期間を含む)
実施場所:九州大学学生参加者の自宅 実施内容:任意による歯科検診受診者を対象として、口腔内細菌検出ライト「Dental Light」を利用してもらい、歯磨きなどのセルフケアの習慣化や高度化に繋がるかどうかを検証する。



■関連リンク 福岡ヘルス・ラボ第3期採択プロジェクト決定!(2020/04/27)

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