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市民が「自分らしい生き方」を選択できるまちを目指して    自己決定支援ワーキンググループの発足!!
掲載日: 2024/11/25

 福岡市は、福岡市社会福祉協議会、株式会社ファミトラ等と共同で、何歳になっても自分らしい生き方を選択できるまちづくりを目指し、「エイジングリテラシー向上プロジェクト」を進めています。
 本プロジェクトでは、加齢による認知機能低下や金銭管理等の課題、事前の準備(親の状況や希望等の確認)の必要性を伝えるコンテンツを提供し、企業を巻き込んだ啓発に取り組んできました。
 この度、取組みをさらに発展させるために「自己決定支援ワーキンググループ」を立ち上げ、株式会社西日本シティ銀行、株式会社福岡銀行にもご協力いただくことになりましたので、お知らせいたします。














自己決定支援ワーキンググループについて






■発足の背景と目的
 福岡市は、2040 年には 65 歳以上の高齢者が 47 万2千人になることが見込まれるなど、急速に高齢化が進んでいます。
 加齢により認知機能が低下すると、通帳の紛失などにより金銭管理に課題が生じやすくなります。こうしたリスクを未然に防ぎ、人生の最後まで自分らしく生きるためには、高齢者の日常的な金銭管理に関わる金融機関と福祉機関の連携が欠かせません。
 本ワーキンググループでは、地域の金融機関と協力し、認知機能低下への備えを促す啓発活動や、リスクを防ぐ情報連携の体制づくりに取り組みます。これにより、市民が安心して自分らしい生活を送れる社会の実現を目指します。

■主な取り組み内容(予定)
① 行員向けセミナーの開催
 西日本シティ銀行・福岡銀行の行員を対象に、高齢者対応の基礎知識や支援機関について学ぶセミナーを令和 7 年 1 月頃に開催し、地域に根差した金融機関の専門知識と高齢者支援のノウハウを融合させ、市民の金銭管理をより一層サポートするためにできることを模索していきます。
② 金融機関をはじめとする地場企業と支援機関の連携体制の検討
 加齢による認知機能の低下に伴うリスクを未然に防ぐため、早めの備えに向けた啓発活動や、支援が必要な場合の迅速な連携体制の構築、高齢者の孤立を防ぐ新たな支援策の在り方を検討し、市民一人ひとりが自分らしいお金の使い方を選択できる社会を目指します。

■(参考)エイジングリテラシー向上プロジェクト
 公式HP:https://www.famitra.jp/fukuoka_agingliteracy_pj/

■お問い合わせ先
 福祉局 総務企画部 福岡100推進課 担当 奥田、二村
 TEL:092-711-4543(内線2056)
 福岡地域戦略推進協議会 担当 片田江、渡辺、寺本、春本
 TEL:092-710-7739/info@fukuoka-dc.jpn.com














(参考)福岡100ラボについて ~2024年11月 共創プラットフォームとして進化!~





 「福岡 100 ラボ」は、人生 100 年時代に向けて何歳でもチャレンジできる未来のまちをつくるプロジェクト「福岡 100」を、産学官民オール福岡で推進していくための共創の場です。
 2022 年 10 月に「福岡 100」のアップデートにあわせて設立し、Well-Being の向上につながる官民共同事業を展開してきました。
 その事業成果を踏まえ、2024 年 11 月に企業・市民の課題認識を起点とした共創プラットフォームに進化しました。(運営主体︓福岡市/福岡地域戦略推進協議会)





■共創プラットフォームとしての特徴
 「福岡 100 ラボ」は、人生 100 年時代、少子化と高齢化が同時かつ急激に進むという未知の時代を見据えて、Well-Being の向上や社会課題の解決につながる新たなチャレンジ(事業・政策・仕組み)を生み出すため、主に「ミートアップ」と「ワーキンググループ」という2つの場を通じて、民間企業や市民の課題意識やアイデアを起点とした共創を支援します。

●ミートアップ(コミュニティ醸成機能)
民間企業や行政、団体、市民など同じ社会課題に取り組むプレイヤーが、現場での課題やソリューションを共有することでつながり、民間企業同士や官民での共創のきっかけを得る場

●ワーキンググループ(ラボ機能)
ミートアップ等で顕在化した、地域で共創して取り組むべき社会課題に対して、課題当事者やソリューションをもつ企業等が連携して新たなチャレンジ(事業や政策、仕組みなど)を立案・実行する場














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