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ー 「福岡100 ラボ」採択プロジェクト ー
デジタルを活用したフレイル予防共同事業について
福岡市では、これまで加齢や病気によって心身の機能が低下する「フレイル」の予防に取り組んできました。この度、人生100年時代の持続可能な社会をつくるプロジェクト『福岡100』の一環として、福岡市と 株式会社ナイスメッツ(福岡市博多区)、株式会社マクニカ(神奈川県横浜市)は、疫学研究のエビデンスに基づいたフレイル予防サービス「MAQUP(メークアップ)」を活用した、高齢者へのフレイル予防共同事業に取り組みます。
※フレイルとは、加齢や病気によって心身の活力が低下し、要介護になりやすい状態のこと。
■共同事業の具体的な内容
国立長寿医療研究センターの調査で、高齢者の活動量が新型コロナウイルスの感染拡大前後で約3割減ったことが分かっており、活動量が低下することで、認知症や要介護のリスクが高まる状態(フレイル)が懸念されています。一度落ち込んだ高齢者の活動量を回復させ、今後よりフレイル予防の取組みを効果的に進めていくためには、参加者のモチベーションの維持・向上のための工夫が課題となっています。
そこで、高齢者を対象に、フレイル予防サービス「MAQUP(メークアップ)」を用いて、「フレイルチェック」とその結果のフィードバックによる参加者の動機付けを行うことで、「運動指導」による運動の継続を図り、フレイル予防に取り組みます。
(1)イベントにおけるフレイルチェック実施
○アラカンフェスタ (https://www.r60festa.jp/)
10月21日(土)10:00~16:00 福岡国際会議場(福岡市博多区石城町2)
・熊谷秋三氏(㈱ナイスメッツ 代表取締役社長、九州大学名誉教授)による講演会
・ブースでの「かんたんフレイルチェック」と「フレイル体力測定」
○なみき芸術文化祭 (https://www.namiki-sq.jp/event/2023/09/1680.php)
11月26日(日)10:00~15:00 なみきスクエア(福岡市東区千早4)
・ブースでの「かんたんフレイルチェック」と「フレイル体力測定」
(2)通いの場におけるフレイルチェック実施(予定)
地域で健康づくりに取り組む通いの場(よかトレ実践ステーション等)における、「かんたんフレイルチェック」「フレイル体力測定」および3か月後の効果測定
時期:R5.12月~R6.9月
(3)フレイル予防運動教室の実施
○高齢者向けフレイル予防運動教室
「かんたんフレイルチェック」「フレイル体力測定」「遠隔運動指導」、および3か月後の効果測定
・福岡市立老人福祉センター(調整中)
時期:R6.1月~2月
※今後、実施場所を増やす予定です。
■実施体制
本事業は、保健福祉分野の行政課題の解決につながる提案を企業等から募集する「福岡100 ラボ」において採択したもので、株式会社ナイスメッツ及び株式会社マクニカと福岡市福祉局との共同実施事業となります。
■お問い合わせ先
■「フレイル予防」に関すること
福祉局地域包括ケア推進課 担当:立石・近藤
TEL:092-711-4314(内線2016)
■「福岡100 ラボ」に関すること
福祉局福岡100 推進課 担当:奥田・中園
TEL:092-711-4543(内線2056)
■「MAQUP」を活用した事業に関すること
㈱マクニカ MAQUP フレイル予防サービス 担当:西村、栫(かこい)
E-mail:Kfps-sales@macnica.co.jp TEL:045-476-2010