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平成29年度「福岡ヘルス・ラボ」市民参加型実証実験の実施主体が決定しました。
掲載日: 2017/11/02
福岡市と福岡地域戦略推進協議会は、「人生100年時代」を見据え、一人ひとりが心身ともに健康で“自分らしく”生きていける持続可能な社会の実現を目指す『福岡100』プロジェクトの一環として、「福岡ヘルス・ラボ」において市民参加型実証実験を行う事業者を選定いたしましたので、発表いたします。(公募については、こちらをご参照ください。)
1 事業の目的
福岡市では、人生100年時代の到来を見据えて、一人ひとりが心身ともに健康で “自分らしく”生きていける持続可能な社会システム、すなわち「個人」と「社会」双方が幸せになれる“健寿社会 ”の実現を目指す『福岡100』プロジェクトの一環として、「福岡ヘルス・ラボ」において市民参加型実証実験を行います。なお実証実験は、今後、実施にあたり必要となる倫理審査の通過や実証フィールドの確保など準備が整ったものから順次実施していくことになります。
※「福岡ヘルス・ラボ」は、事業者が考える市民の健康維持・増進や介護予防などを期待できる製品・サービスや仕組み(以下、「プロダクト」という。)について、市民の参画を得ながらその効果を測定し、健康づくり等への効果を評価・認定する実証実験の仕組みで、市民の健康寿命の延伸、並びにプロダクトの普及の後押しを目的とします。
2 実証実験の実施予定者(掲載は五十音順)
- イオン九州株式会社・学校法人福岡大学「イオン健康ポイント in 香椎浜」
イオンモール内をタッチラリーしながら健康ポイントを貯めることができるウォーキングラリーを実施。福岡大学の協力のもと、11 月 4 日・2018年 3 月 3 日に、希望者を対象に上下肢筋力・体組成・血圧など13 種類の測定を行い、健康ポイントの獲得が運動継続の動機づけとなるかや、健康にどのような効果を与えるかなどを検証。 - 株式会社九州第一興商「生活総合改善機器・DK エルダーシステムを使った 65 歳からの健康づくり教室」
通信カラオケ機器「DAM」を活用した、介護予防・健康増進コンテンツ配信システム「DK エルダーシステム」のプログラムを使用して、65 歳以上の方を対象とする健康づくり教室を実施。移動能力・嚥下機能(食物を飲み込む機能)・社会参加などの変化を測定し、効果を検証。 - 正興 IT ソリューション株式会社・株式会社アステム「リハビリウム起立の森」
立ち座りにアニメーションが連動することで、楽しく起立運動の継続を促すことができるリハビリゲーム「起立の森」を活用して、55~84 歳の方を対象とする虚弱・筋肉量の低下予防プログラムを実施。 立つ・歩く・座るなど、日常生活に必要な身体の移動に関わる機能等の変化を測定し、効果を検証。 - セイコーメディカルブレーン株式会社「栄養ケアサポート薬局事業」
65 歳以上の方を対象に、かかりつけ薬局による ICT を活用した栄養ケアサポート(低栄養/フレイル(虚弱・老衰)予防)を実施。参加者は、薬学的管理指導による定期的な栄養状態チェックを受け、低栄養の早期抽出(気付き)から、低栄養の要因を医師と協働で探求し、予防/改善に向けた栄養ケアプログラムを実践いただくことで、低栄養予防やフレイル(虚弱・老衰)予防などの効果を検証。 - 社会医療法人原土井病院・学校法人原学園「アクティブシニアライフ プログラム」
65 歳以上の方、原土井病院グループ職員を対象に、原土井病院の医師・栄養管理士・健康運動指導士が運動面などをサポートすることにより、生活習慣病の予防・改善や身体機能の維持向上等の効果を測定し検証。
【実証実験の概要・実施予定者等に関するお問い合わせ先】
福岡地域戦略推進協議会担当:清崎・原口
TEL:092-733-5682
MAIL:info@fukuoka-dc.jpn.com
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